ムシムシと気温と湿度が高い毎日です。出勤した時には汗だくで化粧も剥がれ落ちております(T_T)
私が子供の頃の「日本の夏」はこんなではなかったのに。息子が今の私の年齢になる頃には、
日本は熱帯気候になってしまうんじゃないか・・・ カラリと暑い夏が戻ってきてほしいものです。
皆様、熱中症には十分お気を付け下さいね。
さて先日、お客様のご家族の痴呆がひどくなり、徘徊や迷子で毎日大変・・・というお話を聞きました。
私も40歳を過ぎたあたりから体の変化を感じております(^_^;)
必死の抵抗をしておりますが、日々老いに向かってるんですね。
この世にオギャーと生まれ、自分では何もできなくて、何から何まで親に世話してもらっていた赤ちゃん時代。
赤ちゃんが可愛いのは、何もできないから皆に助けてもらうために可愛いんだ・・・と聞いたことがあります。
出来ることが増え、学校に通い友達もでき、自立し親から離れ・・・ そして自分にも家族ができました。
出産してからというもの、子育てに家事に仕事、忙しすぎる毎日を転がり落ちるように過ごし、
あっという間に気づけば40代(^_^;) 早いものです。
と同時に、親も歳をとっているわけで。
今はまだ元気ですが、いつ介護が必要になるか、痴呆になるか・・・
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」という映画をご存知でしょうか。
老人に生まれ、青年になり、赤ちゃんに戻って死を迎えるという、逆戻しの人生を送る男性のお話です。
私は号泣しました。痴呆になる意味がわかったような気がしました。
人間は赤ちゃんとして生まれて、元気に生きて、また赤ちゃんに返って皆に助けてもらって。
もしも両親が痴呆になったり、介護が必要になった時には、
自分が赤ちゃんの頃親にしてもらったことをお返するのだ、と頑張りたいなと思います。
壮絶な介護にならないことだけを祈ります(^_^;)
皆様も一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。オススメの映画ですよ。